【要約】「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策【今井むつみ】

フェルミ漫画大学
11 Aug 202421:27

Summary

TLDRこのビデオスクリプトは、コミュニケーションにおける伝達の難しさとその解決策を探求する内容です。人々はそれぞれ異なるスキーマを通じて情報を理解しており、そのため同じ情報でも解釈にばらつきが生まれます。また、人間の忘却傾向も伝えがたい一因と指摘。スクリプトでは、俯瞰的な視点での伝え方、理由の共有、例え話の利用、相手に好感を持たれる服装の選択など、効果的なコミュニケーションの方法を紹介し、コミュニケーションの達人になるためのヒントを提供しています。

Takeaways

  • 😀 スキーマの違いがコミュニケーションの障害になる理由を理解することが大切。
  • 🔍 スキーマは個人の経験や環境、文化によって形成される潜在的な考え方や固定観念。
  • 👥 同じ言葉でも異なるスキーマを持つ人々は異なる意味を解釈する。
  • 📢 何度説明しても伝わらないことがあるのは、相手のスキーマと自分のスキーマが異なるから。
  • 🧠 人間の記憶は選別的で、興味深いものや重要なと感じるものだけを覚えやすい。
  • 🗣️ 伝える際には、結論だけでなく理由を一緒に伝えることが重要。
  • 👗 相手の立場に立って考え、相手に好かれる服装を心がけることがコミュニケーションに有効。
  • 🌐 抽象的なものと具象的なものをバランス良く伝えることで、理解しやすくなります。
  • 📝 メモや記録を残すことで、伝えたいことが忘れられず伝わりやすい。
  • 🤝 コミュニケーションの達人になるためには、相手の話をよく聞き、相手をコントロールしようとしない姿勢が求められる。

Q & A

  • このビデオスクリプトは誰の話をベースにしていますか?

    -このビデオスクリプトは、認知心理学を教えている今井ムさんの話をベースにしています。

  • 何回説明しても伝わらない理由とは何ですか?

    -伝わらない理由は、自分と相手の心の違い、つまり異なるスキーマを通して情報を理解していることや、どうでもいいことをすぐに忘れてしまう人間の特性によるものです。

  • スキーマとは何を指し示すのですか?

    -スキーマとは、人々の経験や育った環境、文化などに基づいて生み出される潜在的な考え方や固定観念を指します。

  • 職場や家庭で伝えたいことが伝わらないと感じる理由は何ですか?

    -職場や家庭で伝えたいことが伝わらないのは、相手とのスキーマの違いや、伝えたいことが相手にとってどうでもいいことだと感じられることが理由です。

  • 人間の記憶について、スクリプトから何を学ぶことができますか?

    -スクリプトから、人が興味のあることや必要なことだけを記憶し、どうでもいいことを忘れてしまう傾向があることを学ぶことができます。

  • スクリプトで紹介された、伝える上での重要なポイントは何ですか?

    -伝える上での重要なポイントは、相手の立場を俯瞰して考えること、理由と結論を一緒に伝えること、例え話を使って話を具体的なものにすることにあります。

  • スクリプトで説明されたコミュニケーションの達人の特徴は何ですか?

    -コミュニケーションの達人の特徴は、聞く耳をいつも持つことと、相手をコントロールしようとしないことです。

  • スクリプトで紹介された、伝える際の具体的なアドバイスは何ですか?

    -伝える際の具体的なアドバイスとして、相手の立場になって考えたり、理由を伝えたり、例え話を使うことなどが挙げられます。

  • スクリプトで言及された、コミュニケーションにおける「制御」とは何を指しますか?

    -「制御」とは、コミュニケーションにおいて相手を自分の思い通りに動かそうとする行為を指しています。

  • スクリプトで紹介されたコミュニケーションの達人が持つ姿勢とは何ですか?

    -コミュニケーションの達人が持つ姿勢は、相手の話を聞くことの大切さに気づき、特に嫌な報告を受けた時も相手を褒める感謝する心を持つことです。

Outlines

00:00

😀 認知心理学者が解説するコミュニケーションの難しさ

この段落では、認知心理学を教える今井ムさんによって、なぜ何回説明しても伝わりにくいのかが解説されています。スキーマの違いが大きな理由で、個人の経験や文化などに基づく潜入感や思い込みが異なるため、伝えたいことが伝わらないことがあると説明されています。また、コミュニケーションにおいては、相手のスキーマを理解し、それを踏まえた説明が重要になるという視点が紹介されています。

05:01

😖 人間の忘却傾向とコミュニケーションの限界

第二段落では、人間の忘却傾向が何回説明しても伝わらない原因の1つとして挙げられます。人間の記憶の限界と、興味や重要性がないと忘れがちなことについて触れられています。さらに、コミュニケーションにおいては、伝える側が大事だと思う内容でも、受け手がその重要性を感じていない場合、伝えることが難しいと指摘されています。

10:02

🤔 相手の立場を理解し、効果的なコミュニケーションの方法

第三段落では、コミュニケーションを改善するための方法が4つ紹介されています。まず、相手の立場になって考えるよう促し、次に伝える際には結論だけでなく理由も一緒に伝えること、例え話を使って話を具体化し、最後には相手から好感を持たれる服装を心がけることが挙げられます。これらの方法は、伝えたい内容をより効果的に伝えるためのアプローチとして解説されています。

15:04

👔 相手に好感を持たれるコミュニケーションのテクニック

第四段落では、相手に好感を持たれるコミュニケーションのテクニックが紹介されています。服装や態度、話し方など、相手に合わせて調整することで、コミュニケーションの成功率を高めることができます。また、人間の感情や直感が判断に大きな影響を与えること、そしてコミュニケーションにおいて相手をコントロールするのではなく、相手との関係を築くことの重要性が強調されています。

20:04

👂 コミュニケーションの達人になるための心構え

最後の段落では、コミュニケーションの達人になるための心構えが2つ紹介されています。1つ目は、常に聞く耳を持ち、特に嫌な報告を受けた時も相手を褒める感謝する心づもりを持つこと。2つ目は、相手をコントロールしようと思わないこと、つまり相手とのコミュニケーションにおいては、相手を理解し尊重し、伝えたいことが伝わるよう努力することが重要であると語られています。

📚 コミュニケーションの難しさと改善へのアプローチ

この段落では、コミュニケーションが難しくなる理由として、人々の異なるスキーマや忘却傾向について再び触れています。そして、伝えたい内容を100%伝えることはできないことが前提として、コミュニケーションを改善するためのアプローチとして、俯瞰して相手の立場を考える、理由を伝える、例え話を使う、相手に好感を持たれる服装を選ぶなどの方法が再びまとめられています。

Mindmap

Keywords

💡スキーマ

スキーマとは、個人の経験や育った環境、文化などを通じて形成される潜在的な考え方や固定観念を指します。ビデオのテーマに関連して、人々が同じ情報を異なるスキーマを通じて解釈し、それがコミュニケーションの障害になることがあると説明しています。例えば、ビデオの中で「クマ」という言葉が出てくると、各人が持つスキーマに基づいて異なるイメージを抱くことが示されています。

💡認知心理学

認知心理学は、人間の認知過程に関する学問であり、思考、記憶、学習、言語、意思決定などの心理的現象を研究します。ビデオでは、認知心理学の視点から、なぜ人々が何回説明しても伝わりにくいのかを分析しています。例えば、ビデオの著者が認知科学者の立場から、コミュニケーションの難しさについて解説している部分が該当します。

💡コミュニケーションの障害

コミュニケーションの障害とは、情報を伝える側と受け取る側との間で起こる誤解や情報の不一致を意味します。ビデオでは、スキーマの違いや人々の忘却傾向がコミュニケーションの障害になる理由として挙げられています。例えば、ビデオでは家族や職場でのコミュニケーションの例を通じて、伝えたいことが伝わらない状況を説明しています。

💡忘却傾向

忘却傾向は、人間の記憶力には限界があり、重要でないと感じた情報はすぐに忘れてしまう傾向があることを指します。ビデオでは、この忘却傾向が何回説明しても伝わらない原因の1つとして紹介されており、例えば旅行時の出来事や、家族からの買い物の依頼を忘れるなどの例が挙げられています。

💡情報の伝達

情報の伝達とは、メッセージを効果的に相手に伝えることを意味します。ビデオでは、情報の伝達が難しい理由を探り、伝える際のコミュニケーションのテクニックを提供しています。例えば、ビデオでは「5枚コピーを早く取らせてください」という具合の理由を添えた伝え方の例が説明されており、それにより伝え方の成功率が向上することが示されています。

💡例え話

例え話とは、抽象的な概念や考え方を具体的なものに置き換えることで、理解を深めるための手法です。ビデオでは、例え話を用いて話を具体的にするコミュニケーションのテクニックとして紹介されており、例えば「スーツにネクタイを着用して参加する」という具体的な服装の指示が使われている例が挙げられています。

💡納得感

納得感は、相手が提供した情報や理由を理解し、同意できるような感情的な状態を指します。ビデオでは、人々が理由を理解することで納得感を得やすい傾向があることと、コミュニケーションの際に理由を伝えることの重要性が強調されています。例えば、ビデオのハーバード大学の心理学教授の実験では、理由を添えた伝え方が相手に順番を譲ってもらえる確率を高めると示されています。

💡感情と直感

感情と直感は、人間の判断や選択において重要な役割を果たすことが心理学によって示されています。ビデオでは、人々が感情や直感に基づいて物事を判断する傾向があることと、コミュニケーションで相手に好かれることの重要性が説明されています。例えば、ビデオでは服装を選んだり、美容師さんを選んだりする際に感情や直感が働いている例が紹介されています。

💡コミュニケーションの達人

コミュニケーションの達人とは、効果的なコミュニケーション能力を有し、相手との良好な関係を築くことができる人を指します。ビデオでは、コミュニケーションの達人が持つ2つの特徴として、聞く耳を持ち続けることと、相手をコントロールしようとしないことの重要性が強調されています。例えば、ビデオでは嫌な報告を受けた際にも相手を褒める姿勢を持つことが示されています。

💡情報のズレ

情報のズレとは、伝える側と受け取る側での情報の不一致を意味します。ビデオでは、スキーマの違いによって同じ情報を見たり聞いたりしても、それぞれの解釈が異なるためズレが生じることがあると説明されています。例えば、ビデオでは職場や家庭でのコミュニケーションの例を通じて、情報のズレが起こることを具体的な状況に例示しています。

Highlights

認知心理学を教える今井先生が、何回説明しても伝わらない理由を解説。

「何回説明しても伝わらない」という本は、伝える側と受け取り側の心の差異を探求。

人々は異なるスキーマを通して情報を理解しており、これは伝えにくさの原因。

スキーマとは、経験や環境、文化によって形成される潜在的な考え方や固定観念。

同じ言葉でも、人々の頭の中でイメージは異なる。

伝える際には、相手のスキーマを理解し、それを踏まえた説明が重要。

人間の記憶は限られており、どうでもいいことはすぐに忘れられる傾向にある。

大切なとされている情報でも、受け取る側がその重要性を感じない場合、忘れがち。

伝える際には、相手の立場や状況を俯瞰して考えることが大切。

理由と結論を一緒に伝えることで、相手の理解を深めることができる。

例え話を使うことで、伝える内容をより具体化し、理解しやすくすることができる。

相手に好感を持たれる服装を心がけることで、コミュニケーションの成功率が上がる。

コミュニケーションの達人になるには、相手の話をよく聞くことが重要。

嫌な報告を受けた場合でも、相手を褒め、感謝の気持ちを示すことが求められる。

コミュニケーションでは相手をコントロールしようとせず、関係を築くことが重要。

伝える際には、相手のスキーマに合った方法で伝えることが伝わりやすい。

コミュニケーションにおいて、相手の立場や感情に配慮することが伝達の鍵となる。

Transcripts

play00:00

はい望月りんです今回はノースウエスタン

play00:03

大学で白死号を取得し現在は慶王大学で

play00:07

認知心理学を教えている今井ムさんの書か

play00:09

れた何回説明しても伝わらないはなぜ

play00:12

起こるのかを解説していきますこの本は

play00:16

一言で言うとそのままなんだが何回説明し

play00:19

ても伝わらない理由を教えてくれる本だ

play00:22

説明しても伝わらない理由かああ生きて

play00:26

いれば誰でも職場や家庭友達に対してなん

play00:31

で分かってくれないんだろうとか伝えた

play00:34

はずなのにちゃんと伝わっていなかった何

play00:36

回も言い続けているのになかなか理解して

play00:38

もらえないといった悩みに苦しめられた

play00:41

ことがあると思う実際に労働政策研究研修

play00:45

機構が1000人の男女に退職する理由を

play00:48

聞いたところ人間関係が良くなかったが3

play00:51

位に入っている確かに社会人になると嫌で

play00:54

も人と関わらないといけないので本当に

play00:57

腹立つことが増えますよねは何回も同じ

play01:00

ミスを繰り返すし彼女に部屋を綺麗にする

play01:03

ように言っても言うことを聞いてくれない

play01:05

し親は仕事を辞めてYouTuberに

play01:08

なりたいって言っても分かってくれないし

play01:11

うむそしてこういう場合私たちは何度も何

play01:15

度も相手に分かってもらえるまで丁寧に

play01:18

繰り返し説明することが大事だと教えられ

play01:20

てきたはいしかし認知科学者である著者に

play01:24

よると分かり合えないのは丁寧に説明すれ

play01:27

ば分かるとか相手の理解力が乏しいとか

play01:30

そういう問題ではなく自分と相手の心の

play01:34

違いにあると言うんだ心の違いそうだそこ

play01:38

で言語心理学が専門のこの知者から話して

play01:42

もうまく伝わらない理由を認知科学の視点

play01:45

から学ぼうということだななんか面白そう

play01:48

だな今日の授業を受ければそんな少しは

play01:52

相手にうまく伝える方法を知ることが

play01:54

できるようになるだろうそれでは早速授業

play01:57

を開始する心して刮目よよろしくお願いし

play02:02

ます1つ目は私たちはそれぞれ異なる

play02:05

スキーマを通して情報を理解しているだな

play02:09

それぞれ異なるスキーマを通して情報を

play02:12

理解している何ですかスキーマって

play02:17

スキーマとは今まで経験してきたことや

play02:19

育ってきた環境文化得てきた情報によって

play02:23

生み出される潜入感や思い込みのことに

play02:26

なる潜入感かああ私たちはみんな相手の

play02:30

話した内容をそのまま脳にインプットする

play02:33

わけではなくてみんな異なる潜入感や

play02:36

思い込みを通して言葉から情報を受け取っ

play02:38

ているんだ

play02:40

ふーそれゆえにこのスキーマが違うと話が

play02:44

食い違いやすいんだなうーんなんか難しい

play02:48

なほら例えばクと言ってもみんな頭の中で

play02:53

思い描く熊のイメージは違うと思うんだ

play02:56

可愛いクマのイメージを持っている人も

play02:58

いればプーさんみたいなイメージを持つ人

play03:01

凶暴な熊のイメージを持つ人や月のワグひ

play03:05

グ北極グを思い描く人もいるだろう確かに

play03:09

そうですねそれは生まれ育ってきた環境で

play03:12

熊に対する潜入感がみんな違うからになる

play03:16

その潜入感や思い込みがスキーマなんだ

play03:19

なるほどだから熊が出たから駆除し

play03:23

ましょうと言ったところでこのスキーマが

play03:25

違う相手にはうまく伝わらないし駆除する

play03:28

のか保護するのかで議論が真に分れて

play03:31

しまうんだそうかじゃあ僕が親に

play03:35

YouTuberになりたいと伝えても

play03:37

理解してもらえないのは親と自分の

play03:39

スキーマが違うためにYouTuberに

play03:41

抱くイメージが違うからなのかそうなる他

play03:45

にも上司と部下で分かり合えなかったり

play03:48

夫婦が分かり合えなかったりするのも

play03:50

1人1人違ったスキーマで言葉から情報を

play03:53

受け取っているからなんだななるほどでも

play03:56

うまく相手に伝わることもありますよね

play04:00

うむ仮に相手が分かると言ったとしても

play04:03

それはあくまでその人のスキーマを通して

play04:05

物事を見たものが分かったということで

play04:07

あって自分の頭の中のイメージがそっくり

play04:10

そのまま100%相手に伝わっていると

play04:13

いうことではないんだえそうなのかじゃあ

play04:17

僕たちは100%分かり合うことはでき

play04:19

ないのかああどうやっても私たちは自分の

play04:24

スキーマを通してしか世界を見ることが

play04:26

できないんだそのためこの本には相手に

play04:30

正しく理解してもらうことは相手の

play04:32

思い込みの塊と退治していくことであり

play04:35

相手を正しく理解することは自分が持って

play04:38

いる思い込みに気がつくことでもあると

play04:40

書かれているほうここでは何回説明しても

play04:44

伝わらないのは私たちがそれぞれ異なる

play04:47

スキーマを使って情報を理解しているから

play04:49

であるということを覚えておいてくれ

play04:52

わかりまし

play04:53

たここではもう1つ何回説明しても相手に

play04:57

伝わらない原因を説明していくはいそれは

play05:01

シンプルに人はどうでもいいことをすぐに

play05:03

忘れてしまうからになるすぐに忘れて

play05:07

しまうかああ忘れてしまうから何回説明し

play05:11

ても伝わらないわけだな実際に1年前の

play05:14

旅行にいた時の記憶違いが起こったり先輩

play05:18

からやるように頼まれたことをうっかり

play05:20

忘れてしまったりまたは家族から仕事

play05:23

終わりに牛人を買ってくるようにお願いさ

play05:25

れたのに忘れていたということが誰でも

play05:28

あると思う

play05:30

ありますね人は全てのことを記憶すること

play05:33

はできないから自分が必要だと思うこと

play05:36

興味のあることだけを無意識のうちに優先

play05:39

して記憶してどうでもいいことを忘れる

play05:41

ようにできているんだ

play05:43

へえでも部下にこれは大事なことだよ

play05:47

遅れる時は絶対に早めに連絡してって伝え

play05:50

たのにも関わらずなかなか覚えてくれない

play05:52

人もいますよねうむそれは相手が特に大事

play05:57

だと感じていないからになるううう上司は

play06:00

自分がこれは大事だと思っているからこそ

play06:04

相手に伝えたことをよく覚えているんだが

play06:06

言われた側は別にそんなに大事ではない

play06:09

ことだと感じていることもあるため何度

play06:11

説明しても覚えていなかったり間違えて

play06:14

内容を覚えてしまっているということが

play06:16

よく起こるんだそういうことかじゃあ僕が

play06:21

彼女に部屋を綺麗にするように言っても

play06:23

言うことを聞いてくれないのは相手が掃除

play06:26

するのを大事だと心の底では思っていない

play06:29

からなのかそうなるなんかそれショックだ

play06:33

なそういう意味では人は忘れるということ

play06:36

を前提にしてできるだけメモをしたり付箋

play06:40

を貼ったり記録をつけたりしておくことが

play06:42

大事になるだろうなさてさてここまでを

play06:46

一旦まとめると何回説明しても伝わらない

play06:49

のは私たちはそれぞれ異なるスキーマを

play06:52

使って情報を理解していることと人はすぐ

play06:55

に忘れてしまうという2つの理由がある

play06:57

からになる了解です

play07:00

さてここからはスキーマの違いがあっても

play07:03

できるだけ相手にうまく伝える方法を4つ

play07:06

説明していこうと思うお願いします1つ目

play07:10

は俯瞰して相手の立場になって考えるだな

play07:14

相手の立場になって考えるかなんか

play07:17

めちゃくちゃ当たり前だなああただこれは

play07:21

単に相手に思いやりを持てということでは

play07:24

ないぞほう相手の置かれている状況知識を

play07:29

想像してから伝えましょうという話になる

play07:33

これが結構難しいんだ

play07:35

へえ例えばたまにものすごく長話をする人

play07:39

がいるんだが人は基本的には話をしたい

play07:42

生き物であってじっと話を聞き続けるのは

play07:45

苦手だだから相手の気持ちを想像できる人

play07:49

は自分は話しすぎたかもっと俯瞰して物事

play07:52

を捉えることができるんだななるほど

play07:55

また誰かに道を伝える時も相手に分かる

play07:59

ように相手の立場になって伝えるだろう

play08:02

そうですねできるだけ伝わるように有名な

play08:06

コンビニの名前とか飲食点の名前を出し

play08:08

ながら道を説明しますねそれと同じように

play08:12

ビジネスの報告も相手の立場になって

play08:14

伝えることが大事になるんだ

play08:17

うーんでもどうやったら相手の立場に立っ

play08:20

て話せるようになるんですかね具体的に

play08:24

教えてくださいよこれはまあ練習するしか

play08:27

ないんだが常にこれでに伝わるかな相手は

play08:31

めどくさいと感じないかな相手はどういう

play08:34

人だろうと言った質問を自分に投げかけて

play08:36

から相手に伝えるといいだろうななるほど

play08:40

ここでは俯瞰して相手の立場になって

play08:43

考えるということを覚えておいてくれ了解

play08:47

ですうまく相手に伝える2つ目の方法は

play08:50

結論だけじゃなくて理由も一緒に伝えるだ

play08:53

な結論だけじゃなくて理由も一緒に伝える

play08:57

かああといういうのは人は理由があると

play09:01

それだけで感情が動き納得しやすい生き物

play09:04

だからになるほう実際にハーバード大学の

play09:08

心理学教授であるエレンランガーが行列が

play09:11

できているコピー機の戦闘に行って3通り

play09:14

の頼み方で自分の要求を伝えてその成功率

play09:17

を比較した実験があるその結果頼み方が

play09:21

すみません5枚なんですけど先にコピーを

play09:24

取らせてくださいという理由がない場合は

play09:27

60%しか順番を譲ってれなかったのに

play09:30

対してすみません5枚なんですけど今

play09:33

ものすごく急いでいるので先にコピーを

play09:35

取らせてくださいと言った理由があるもの

play09:38

は93%の人が順番を譲ってくれたんだ

play09:42

おお一気に増えたなそしてすみません5枚

play09:46

なんですけどコピーを取らないといけない

play09:48

ので先にコピーを取らせてくださいという

play09:51

理由にならない理由をつけて伝えた場合も

play09:54

93%の人が順番を譲ってくれているおお

play09:59

もちろん大量である20枚のコピーを先に

play10:02

取らせて欲しいと頼むと成功率がぐっと

play10:04

下がるんだがそれでも理由がないよりは

play10:07

あった方が順番を譲ってくれる確率は

play10:10

上がったんだ

play10:12

ふーこのように人はなぜどうしてという

play10:15

理由があると納得してしまう性質があるん

play10:18

だな面白いなこれは仕事も同じで上司が

play10:23

部下に対して仕事をする前に毎回必ずこれ

play10:26

をチェックをしてとか朝に会社のの前の

play10:29

歩道を掃除してとただ言ってもあまり納得

play10:32

感がないんだそれよりもこれをチェックし

play10:35

ないと1からやり直しをすることになる

play10:38

から必ずチェックをしてとか会社の前の

play10:41

歩道が綺麗だと売上が増えるから掃除して

play10:44

という風になぜどうしての部分を相手に

play10:47

きっちりと伝えることが相手の心を動かす

play10:50

ために有効になるなるほど

play10:53

じゃあある意味女の子をデートに誘う時も

play10:57

食事に行きませんかよりもも一緒にいると

play11:00

楽しいので食事に行きませんかとか会い

play11:03

たいので食事に行きませんかの方がいいの

play11:06

かそうだなそっちの方が相手の心を

play11:10

動かせるだろうここでは結論だけじゃなく

play11:13

て理由も一緒に伝えるということを覚えて

play11:15

おいてくれわかりまし

play11:18

たうまく相手に伝える3つ目の方法は

play11:22

例え話を使って話を具体的にするだな

play11:26

例え話を使って話を具体的にするかああ

play11:30

これもま当たり前のことなんだが具体的で

play11:33

あればあるほど相手と自分の中に誤解やれ

play11:36

が埋まりにくいからになるほう実際に

play11:40

ビジネスの現場でTPOを湧きまえた服装

play11:42

をしましょうと伝えるよりもスーツに

play11:45

ネクタ着用で参加しましょうと伝えた方が

play11:47

具体的で分かりやすくなるだろう確かに

play11:50

そうですねでもそれなら全部具体的にすれ

play11:53

ばいいんじゃないですかうむただ具体的な

play11:57

例というのはあくまで1つの例であって

play12:00

全体ではないし具体的なことというのは1

play12:03

つ1つ言ってられないだろううんほら

play12:07

例えば黒いスーツに白色のネクタイ靴は

play12:10

皮靴で色は黒髪型は短めで腕時計は金色の

play12:13

ものではなく銀色のものにしてください

play12:16

そして鞄はという感じで全てを具体的に

play12:19

すると情報量が多すぎて逆に相手が疲れて

play12:22

聞くのをやめてしまったり覚えられなくて

play12:25

言いたいことが伝わらないことも多いんだ

play12:28

なるほど

play12:29

確かに具体的だと覚えることが多すぎます

play12:32

ねそれに時と場合によって変化することも

play12:36

あると思いますしはあだから大事なのは

play12:39

最初に抽象的なことを伝えつつ相手の状況

play12:43

を想像して伝わる例え話を1つ2つ

play12:46

散りばめることが大事になるこのふわっと

play12:49

した抽象と具体をゆききするのが分かり

play12:52

やすい話の鉄板なんだなあの具体例が

play12:56

欲しいですうむ霊を出すとフェルミ漫画

play13:00

大学は本を要約して分かりやすく伝える

play13:02

チャンネルです例えば嫌われる勇気やなぜ

play13:06

働いていると本が読めなくなるのかなど

play13:09

最新のビジネス書などを解説しています

play13:11

みたいな感じだななるほど納得できました

play13:16

それはよかったここでは中傷と具体を生き

play13:20

して伝えるということを覚えておいてくれ

play13:22

わかりましたうまく相手に伝える4つ目の

play13:26

方法は相手から交換をれる服装にするだな

play13:31

服装ああまず前提として人というのは判断

play13:36

する時の大半を感情や直感ま平たく言うと

play13:40

好きか嫌いかで物事を決めてしまう部分が

play13:43

大きいんだ逆に論理的にじっくりと物事を

play13:47

考えるのは疲れるからなかなかできる人は

play13:49

いないんだな好きか嫌いかか実際にドイツ

play13:54

の心理学者であるゲルトギーレンターさん

play13:57

のなぜ直感の方がうまく行くのかという本

play14:00

には人は何かを選ぶ時や迷った時に最初に

play14:03

見ていたものを最終的に選ぶ傾向があると

play14:06

いう実験結果が出ているほうつまり人は

play14:10

これが好きという感情が最初にあってそれ

play14:13

を元に意思決定をして後から論理的にそれ

play14:16

を選んだ方がいい理由を後付けしているに

play14:19

すぎないんだそうなのか確かに車や腕時計

play14:23

なんかもまず見た目が好きでその上でいい

play14:26

性能のものを選びがちな気がしますね

play14:30

それに好きな美容師さんのいるところで髪

play14:32

を切りたくなるしでも仕事は好き嫌いとは

play14:35

別な気がしますけどそうでもないぞ社長

play14:39

だって嫌いな人よりなんか好きな人を入社

play14:42

させているものだし好きな上司の話は

play14:45

聞けるが嫌いな上司にははいかいたくなる

play14:47

ものだ私たちは仕事では感情を排除して

play14:51

理性的に考えていると思いがちだが誰もが

play14:54

仕事に感情を持ち込んでいるんだ

play14:57

ほえそのためど環境でも相手になんかいい

play15:01

ななんか好きだなと思ってもらうことが

play15:04

相手に何かをうまく伝える上で重要になる

play15:07

確かに嫌いな人の話って聞く気にならない

play15:10

ですもんねでも相手に好かれるために具体

play15:13

的に何をすればいいんですかね色々ある

play15:17

だろうな肌が綺麗とかいい匂いがするとか

play15:21

話を聞けるとかイケメン美女とかそうかで

play15:25

も僕イケメンじゃないんですけどこのでは

play15:29

特に服装を変えている会社員の話が出て

play15:31

くる服装ああ彼は取引先を訪問する際に

play15:37

なるべく相手の服装に合わせていると言う

play15:39

んだ例えば工場現場や作業場に行く場合は

play15:43

作業技相手が普段義なら普段着スーツなら

play15:46

スーツという具合だな

play15:49

へえ自分はボロボロの作業技なのに社長が

play15:52

ポルシェに乗って綺麗なスーツにギラギラ

play15:55

した腕時計をつけていたらなんか嫌な感じ

play15:57

がしますもんね

play15:59

そうだなまあ人は自分と同じだと交換を

play16:02

抱きやすいものなんだただ注意点として

play16:06

あくまで素敵な格好をしていけという話

play16:08

じゃなくて相手に合わせて相手に交換を

play16:11

持ってもらえる服装をしなさいということ

play16:13

になるあくまで相手の立場になって考える

play16:17

ことが大事なんですねああここではうまく

play16:20

相手に伝える方法として相手から交換を

play16:23

抱かれる服装にするということを覚えて

play16:25

おいてくれはいさてここからは最後にこの

play16:30

本に書かれているコミュニケーションの

play16:32

達人の特徴を2つ説明していこうと思う

play16:35

わかりました1つ目は聞く耳をいつも持つ

play16:39

だな聞く耳をいつも持つかああこれは今

play16:44

までも言ってきたことなんだが人は自分の

play16:47

話を聞いてくれる人を心の底から求めて

play16:50

いるからになる実際にジャーナリストで

play16:53

あるケイトマーフィーさんの書かれた

play16:55

リッスンという本には人は自分の考えや

play16:58

感情のなどを相手に理解してもらって大切

play17:01

にされることが誰もが心の底から望むこと

play17:04

や人間関係の破滅はいつも相手の話を聞か

play17:08

ないことで起こるということを論理的に

play17:11

説明している確かになモテる人も聞き上手

play17:15

だし仕事でも話を聞いてくれるとその人に

play17:19

交感を抱きやすくなりますもんねただこれ

play17:22

だけ聞くことのメリットが大きくても耳に

play17:25

痛い話や自分にとって都合の悪い話は

play17:28

なかなかり聞けるものではないはいだが

play17:32

著者は嫌な報告を受けた時こそ相手を

play17:35

褒める感謝するくらいの心づもりが必要だ

play17:38

と言っているなんでですかというのは悪い

play17:42

報告を伝える側もなるべくそんな報告

play17:45

なんてしたくないのが本当のところだから

play17:47

になる確かにそうか悪い報告は聞くよりも

play17:52

する方が嫌な気分になるんですよそうだ

play17:56

から勇気を持って伝えてきた相手にしして

play17:59

感謝してその話を聞き入れるというのは上

play18:02

の立場になる人ほど大事な支出になるんだ

play18:05

ここでは聞耳をいつも持つということを

play18:08

覚えておいてくれ了解です

play18:12

コミュニケーションの達人の2つ目の特徴

play18:14

は相手をコントロールしようと思わない

play18:17

ことだな相手をコントロールしようと思わ

play18:20

ないかああというのはここまで説明してき

play18:24

たように私たちは1人1人持っている

play18:26

スキーマが違うため自分のの伝えたいこと

play18:29

を100%相手に伝えることなんてでき

play18:31

ないんだ育ってきた環境や得てきた知識が

play18:35

違うから必ずずれるはいでも相手に好か

play18:40

れるような格好をしてしっかりと理由を

play18:42

伝えて例え話を交えて相手に具体的に

play18:45

伝えれば伝わりやすくなるんですよねうむ

play18:49

そうなんだがそれでも伝わらないものは

play18:52

伝わらないこともあるし

play18:53

コミュニケーションエラーは当たり前の

play18:55

ように起こるし相手が思い通りに動くと

play18:58

いうはないそうか人間が一番難しいですね

play19:04

そうなんだ仮にビジネスで相手を威圧し

play19:07

たり脅したり立てたりしてその場限りで

play19:10

相手をうまくコントロールできたとしても

play19:12

そのようなコミュニケーションでは長く

play19:14

続きはしないだろうそのため著者はいい

play19:17

コミュニケーションとはどちらか一方でも

play19:20

相手を

play19:23

思い通りに

play19:25

へえそういう意味ではどれだけ説明しても

play19:29

相手に100%理解されるわけではないし

play19:32

誤解されることもあるし同じものを見たり

play19:35

聞いたりしても誰もが同じような理解を

play19:37

するわけではないということを前提にし

play19:39

つつ相手と辛抱強く関わっていくことが

play19:42

大事だというここでは相手をコントロール

play19:46

しようと思わないことということを覚えて

play19:48

おいてくれわかりまし

play19:51

たまとめだな何回説明しても伝わらない

play19:55

理由私たちはそれぞれ異なるスキーマを

play19:58

通して情報を理解しているスキーマとは今

play20:01

まで経験してきたことや育ってきた環境や

play20:04

文化得てきた情報によって生み出される

play20:06

潜入感や思い込みこのスキーマがあるため

play20:10

同じものを見て同じように伝えても必ず

play20:13

ズレが生じるまた人はどうでもいいことを

play20:16

すぐに忘れてしまうことも話したことが

play20:19

伝わらない原因この2つの理由があるため

play20:22

どうしたって自分の伝えたいことを

play20:24

100%相手に伝えることはできないこと

play20:27

が前提になるではその上でどううまく

play20:30

伝えるべきか1俯瞰して相手の立場になっ

play20:33

て考える2結論だけじゃなくて理由も一緒

play20:37

に伝える3例え話を使って中傷と具体を

play20:41

ゆきして伝える4相手から交換を抱かれる

play20:45

服装にするさらにコミュニケーションの

play20:47

達人になるには聞く耳をいつも持つ特に嫌

play20:51

な報告を受けた時こそ相手を褒める感謝

play20:54

するくらいの心づもりが必要相手を

play20:57

コントロールししようと思わないこと

play21:00

コントロールしようとせずに相手といい

play21:02

関係を気づき相手が何を大切にしているの

play21:05

かを考えるだな特に気になった部分はある

play21:09

かそうですね結論だけじゃなくて理由も

play21:13

一緒に伝えるっていうのは目から鱗でした

play21:17

そうか確かにそれは今日からでもすぐに

play21:20

使えることだなそれでは今日の授業は

play21:23

終わりだなありがとうございました

Rate This

5.0 / 5 (0 votes)

Étiquettes Connexes
コミュニケーション理解伝え方認知心理学スキーマ記憶忘却コミュニケーションエラー聴取感情
Besoin d'un résumé en anglais ?